SSTP サーバー再開発(3)(2001/03/17)
だるい。
うーん……他人の書いた仕様書と言うのがこんなにも難解であったとは。要するに、作者の人の脳内化学反応≠半分さえもエミュレーションできないが為であって、とどのつまりは長山がアホなのであります。
本家のほうは順調に立ち上がっておりましてな。まぁドンドコドンドコと仕様は拡大していってるわけでありますが、実際問題がプラエセンス的に裁判せざるを得ないようなルックスになったのかどうかが判らん次第でありまして、どうなるのかなぁ〜。むろんこれは基金に寄付を行うかどうかの瀬戸際的視野であるのですが、事と次第によっては互換ソフトを作ってる場合じゃなくなると言う。
と言うのは、俺っちが類似品≠作ったせいで本家に飛び火するのは心底たまらないし、かと言って本家お取り潰しのムーブメントでこっちまで痛い目を見るというのもつまらない、と。実際つまる・つまらぬの話ではないでしょうが法律上の問題以前に一緒ンなって喧嘩売ったり買ったりは、出来ませんからね〜。いい年こいてチーマー気取りでもあるまい。
そう言った心境ですんで、今一つ盛り上がりに欠けるとゆうかゲットミーテンダーとでも云いましょうか、とにかくモチベーションが充満していない状態でして上手く動かないソフトウェアに対して懸けられ得る愛情と言う点において大変に精神的負担が大きいのであります。
一面的には、いずれにせよ本家が復活するのであれば、もうどうでも良いやとばかりに放り投げても良いかも知んない。純粋に SSTP サーバーとしてだけデスクトップに残して「無言」に設定するんであればバージョンアップの必要はないのではないでしょーか。無論 SSTP クライアントたる各サイトの CGI が軒並み SEND/1.2 以上や COMMUNICATE リクエストなどを利用するようになったら、そうは言っていられんのですが……
ただ現状としては SEND/1.1 程度しか使われていないのが実情で、大抵の場合はそれで事足りてしまうのではないか……と。凝った使い方をするんでなければ、サイトのインフォームや単体のアプリがエントリを利用する必要は薄いって気がせんでもないです。
要するに俺が何をやりたかったか、という大事な点を再認識してみると、表現体としての偽春菜を面白いと思ったってことです。この点ではペルソナ(の春菜)の時にも同じ事を感じました。あの時には「綾織の仕様を覚えるよりも自分で作ったほうが早い」と言いましたが、今回は……?
普段は黙り込むのが可哀相だって思ったので SHIORI.DLL についても互換性をと考えましたが、少し頭の中を整理してみると、そうでなくても案外なんとか成るんじゃないか……と言う気もしてまいりましてね。
長山式表現体として突き詰めて行くと早い話がペルソナでも任意≠ナもない方向が頭に浮かんでしまいます。今この段階で全てを書いてしまうと大風呂敷どころの話じゃないので秘密にしておきますが、しかしどうかね。世間がついてこんだろうね。うんうん。
さしあたって SSTP サーバーと言うより SEND1.1(あるいはそれ以上) サーバーとしての互換性は持たせよう、とムシの良いことは考えちゃってますが、AI に関しては要らねぇ的心境であります。つーか実際には自前で設計したほうが早えよ。あんな仕様で時間喰わされるより……
しかしネタ的には全然ダメなので、だからこそ方向性を変えん事には。
俺はあんまりアニパロの同人誌ってのは好かんのですが(オリジナリティ至上主義なので)、一昔前のネットだとそーゆーのは多分ほぼ全員が何がしかの形で好きだったわけですよ。なんだかんだ言っても俺もまぁエヴァンゲリオン関係のネタなんかは随分ノってたほうだったし。
要はプリセットな仮想人格が複数体あれば簡単な会話劇ぐらいは比較的簡単に作れるんです。他人が読むと面白くとも何ともねーんですが、まぁホームページと同じで数撃ちゃ中るんじゃないかと。
作品を成立させるのに中身があることを前提にすればとてもじゃないが会話劇だけでは足りませんが、だからこそ会話劇ぐらいならアホでもできると言うか。漫画で言えば「ラブひな」なんか典型でしょう。キャラの設定だけしかないのにちゃんと漫画になる、と少なくとも最近のは面白いと認めるに吝かではない。ストーリーなんて作者が自惚れているほどにも有りゃしませんが、あれを漫画たらしめている技量については否定できません(^^;)
ともかく、そう言うものの表現体はつくれんものかと考えている訳でありまして、これが大風呂敷とやらの一部なんですけどね。
ビジュアルノベルを作るソフトウェアと言うのはありますが、結局のところはアレみたいなものです。ただそう言うのってキャラはおろか背景から BGM まで自分で用意せんとアカンでしょう。だからローエンド君達には手が出せないのではないかと。ちなみに俺もダメです(笑)
だから BGM 鳴らない、背景ない、というシンプルな環境があっても構わないんではないか、と思うわけですね…。半端な小説なぞ配布してもダウンロードしてくんないわけですよ。だからアクセスするだけで勝手に読み込んでして強制的に表示(笑) というのもアリなんじゃないかしらむ。
故に常に起動されていないと意味がないので、SSTP サーバーや偽 AI と言った持続性がないといかんとは思っています。CGI だとそれ自体が使える人と使えない人に別れるので(まず俺もね)、手元のソフトウェアで完全に要が満たせて、提供する側も純粋に脚本だけで良いというような。
何と言うか、ノベルブラウザたる表現体といっても構わんでしょう。あるいは仮想劇団、と言うか。うわ大風呂敷! どうやって素材を用意するんだとか全然、考えてない……(笑)
ソフトウェアの配布に関してはあれですよ。実行ファイルじゃなくてソースコードで配布してやろうか、などと邪悪にほくそえんでみたりもしてみたり。エゲつないですな。
って言うか、まずは形にしてみせろってのな。てへっ。