着色の問題をクリアしたと言うのは嘘だったらしい RTFのと言うか、恐らくはWindowsのリッチエディットコントロール全てに共通する動作のようだが、普通に着色してから続けて文字を入力すると、アトビリュートが継続されてしまう。
RTF形式のまま保存したファイルをテキストエディタで見ると、簡単に言えば、
RTFタグ
文章1
RTFタグ
文章2
RTFタグ
文章3
RTFタグ
文章4
の様な形になっているのだが、エディタ上で「文章2」の部分の頭にキャレットを持っていって文字を入力すると、文章1のアトビリュートで表示されてしまうのである。この動作はWindows添付のワードパッドやWZエディタのワープロモードでも起こってしまい、時によっては大変に面倒なことだ。
ただしWZエディタのHTML編集モードではこの様な動作は発生していない。WZエディタがどのように処理しているかは判らないが……
タグ挿入型エディタである事からすると、ここでは入力時の一文字前を見て>であればアトビリュートを元に戻す、と言う事は出来そうだ。しかしこの方法では、>の後ろを何度も編集するとかなり無駄が生ずるものと思われる。アトビリュートの冗長設定自体は、保存時に切り捨てられてしまう情報だとは言え、前後のアトビリュート双方を調整する処理が必要となる訳だ。
その様にするための具体的にロジックが考え付かない事もあって、意外に長引きそうな気配である。